RADWIMPSも参戦 音楽サブスク戦国時代に勝ち残る条件は?

公開日: 更新日:

「ボーカルの野田洋次郎NHK朝ドラ『エール』に出演中という話題性に加え、日本アカデミー賞音楽賞最優秀賞を獲得した『天気の子』のソフトリリースもあったばかり。若手が台頭してきているとはいえ、“RAD”は揺るぎないトップクラスのバンドであるのは間違いない。その上、歴が長いだけあって豊富なディスコグラフィーという強い“武器”もある。映画などから入ったファンをより引き込む上で、サブスクは恰好のチャンスでしょう」(大手レコード会社関係者)

 なるほど、ベテランならではの強さと、若手以上の話題性を併せ持つ点で頭一つ抜けているというわけか。

「その上、新型コロナの感染がパンデミックとなり、今回の新曲や先日Mステで披露した『新世界』など、いち早く“今”にレスポンスを示す反射神経の良さは特筆すべき。もちろん、2曲ともすでに配信されているし、即時性という意味でもすでにサブスクを使いこなしている」(前出の大手レコード会社関係者)

 サブスク戦国時代を勝ち抜くには、大御所とて、ただ解禁しただけでは生き残りはおぼつかないか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」