RADWIMPSも参戦 音楽サブスク戦国時代に勝ち残る条件は?

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 RADWIMPSが6月3日、配信限定で新曲「ココロノナカ」をリリースした。同曲は、5月23日にYouTube上で発表されるや話題となり、現在(3日夕方時点)までに再生回数108万回を突破しており、まさにファン待望の正式リリースが早くも実現したわけだ。

「ココロノナカ」は1分12秒という短い尺の中に、新型コロナウイルスにより危機的状況に瀕している世界に対し、希望を歌うかのような力強いメッセージが込められたナンバー。リリース直後より、SNSにはファンからの感謝と感動を伝えるコメントが多数寄せられている。

■乗り遅れた? サブスクにようやく乗り出す大御所たち

 意外にもRADWIMPSが本格的にサブスクリプション(定額課金)サービスに乗り出したのは、先月15日のこと。それまで一部楽曲こそ配信していたものの、ようやくメジャーデビュー以降の全作品が出揃うことになる。なぜこのタイミングだったかといえば、「非常事態宣言下の世間の自粛ムードに応じる形でサブスクビジネスに舵を切った」(音楽誌ライター)と見る向きがあるが、それ以上に、もはやあらためて言うまでもなく業界にとってサブスクは無視できない一大媒体となっているからだ。

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