三浦春馬さんとマネジャー “現場待ち合わせ報道”の違和感
■アミューズのマネジメントでは極めてレアケース
ところが、なぜか今回の三浦さんの自殺報道において、タレントとマネジャーが直接現場で落ち合う予定だったかのように報じられた。もしこれが事実だとすれば、アミューズのマネジメントにおいてこれは極めてレアケースだと思っていた。三浦さんはドラマや映画で主演を務めるトップクラスの俳優だ。もし現場に向かう途中で事故に遭ったり、熱狂的なファンに付きまとわれたりしたら、一体誰がその責任を負うというのだろうか。マネジャーはアーティストを現場までエスコートし、当日の段取りの席まで同席するというのが役目。
もちろん、有名俳優の中には『ひとりで大丈夫』と移動にマネジャーをつけない人もいるが、それは年配のベテランのケースが多い。アイドルとまではいかないが熱烈なファンがいる三浦さんが電車内にいたら、ちょっとした騒ぎになってしまうだろう。
なぜ“現場待ち合わせ”をしたかのような報道が出たのか。今後の発表を待ちたい。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)