田中哲司がモンスター患者怪演 3年前の不倫イメージ払拭
「本来は演技で評価されるべき役者さん。いい役柄に恵まれたんじゃないですか」と言うのは、コラムニストの桧山珠美氏だ。
貫地谷しほり(34)主演のNHKの医療ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(金曜夜10時)に出演中の田中哲司(54)の話である。
田中は、民間の中規模総合病院で内科医をしている真野千晶(貫地谷)の前に現れた“モンスター患者”の座間敦司を演じている。千晶に対する要求をエスカレートさせ、ストーカーのようにつきまとい、恐怖のドン底に……といった役柄だ。劇中でかけている黄色の縁の眼鏡が、不気味さを増している。
視聴者の反応も上々で、〈座間は恐怖を感じるし、演技もうますぎて、本当に憎らしいと思う〉などと、田中の“怪演”から目が離せなくなっているようだ。
田中と言えば、女優の仲間由紀恵(40)と2014年9月に結婚し、18年6月に双子が誕生。ところが、17年にヘアスタイリストとの不倫騒動が発覚し、後に謝罪文を発表したものの、「あの仲間さんを妻にしたのに不倫した男、というイメージがつきまとうようになってしまった」と、前出の桧山氏がこう続ける。