著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

もはや空中分解…オスカーからなぜ女優が逃げ出すのか?

公開日: 更新日:

 剛力彩芽(28)が所属していた大手プロダクションを退社したことを発表した。その大手プロからは女優の福田沙紀(29)、紫吹淳(51)、タレントの堀田茜(27)も同時に退社している。

 芸能界でも大きな力を持つ大手のひとつで、多数の有名タレントを抱えていたが、昨年末ぐらいから人気タレントが続々と辞めている。忽那汐里米倉涼子岡田結実長谷川潤、ヨンアと、名前を挙げればキリがない。

 そのオスカープロモーションは、もはや“空中分解”が心配されるほどで、大変な事態を迎えている。“人格者”として評判がよかった前社長がご高齢ということもあり、会長職に退いた。代わって実権を握ったのが、その会長のお嬢さんとその夫で、今は常務と専務という立場で経営の実務にあたっている。経営方針が変わったことで、昨年までに有能なマネジャーたちが次々に会社を辞めてしまった。

 知り合いの関係者に聞くと、経費削減のために打ち合わせの飲食代や交通費が出なくなり、すべて自腹だったそう。実権を持つ娘婿がタクシードライバーの経験があるからなのか、日報というか、リポートを書いて提出せよとなっていた。芸能界で長くやってきたマネジャーたちにしてみれば、「やってられない」と離れたのもわかる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末