三浦春馬さん四十九日…当日の経緯発表でも残るモヤモヤ

公開日: 更新日:

 日本中を震撼させた三浦春馬さん(享年30)の自死からはや1カ月半。4日、四十九日を迎えた。ファンの悲しみは今も深く、三浦さんが出演した8月15日放送のNHKドラマ「太陽の子」は重厚なテーマにもかかわらず視聴率は10%を超えた。劇中で三浦さんが入水自殺しようとするシーンでは慟哭する視聴者が多かったという。8月26日発売の新曲「Night Diver」は20万枚を超えるスマッシュヒットを記録。売り上げの一部は、三浦さんが生前から援助していたラオスの小児病院に寄付されるという。

 そして9月15日から、三浦さんにとって本当の遺作になる「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系、火曜22時枠)が始まる。通常、出演者が亡くなるとプロモーションが控えめになったりするものだが、この「カネ恋」に関しては違うようで、8月22日に30秒のティザー映像が解禁された。「ティザー」は“じらす”の意味で、視聴者の興味を十分に引く作りとなっている。同じ枠でオンエアされた「私の家政夫ナギサさん」は大ヒットに終わったが、先週の放送後から「カネ恋」の予告映像が大々的に流れていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  4. 4
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  5. 5
    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  2. 7
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

  3. 8
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 9
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  5. 10
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し