著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

「サムスン」会長が死去 意識不明後に噴出した醜聞の数々

公開日: 更新日:

 今月25日、韓国「サムスングループ」の李健熙会長が亡くなった。享年78。言うまでもなく韓国経済の象徴ともいえる人物だ。

 李会長が2014年5月に急性心筋梗塞で倒れ、意識不明となって入院してから6年以上の歳月が流れている。そのため韓国では「会長はほとんど脳死状態で、医療技術によって延命させられている」というのがもっぱらの噂だった。

 亡くなった当日もネット上では「ようやく経営権継承のいざこざが片付き、手放してあげたのではないか」という臆測が飛び交った。というのも、家族内での後継者争いがたびたび報じられてきたからだ。

 亡くなった李会長はまさに韓国を代表するカリスマ経営者だが、意識不明となってからはとんでもないスキャンダルも飛び出している。2016年7月、李会長の違法買春行為の動画が公開されたのだ。

 動画には李会長とみられる男性が2011~13年の数回にわたって若い女性たちを呼び、性行為の対価として1回500万ウオン(約50万円)を手渡す様子が盗撮されていた。後にこの隠し撮り動画で李会長が9億ウオン(約9000万円)もの大金を脅し取られていた事実まで発覚している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末