山田邦子の門2020間に合うのか?仕上がるか?ヒヤヒヤです

公開日: 更新日:

 さあ泣いても笑ってもいよいよ舞台が迫ってきました! 初日まで2週間ちょい。「山田邦子の門2020」(11月27日~12月3日)。本当は5・6月公演だったし、夏にオリンピックもあると思ってたので、サブタイトルに“クニリンピック”と付けちゃってるし、動きます! 芸能生活40周年記念とか還暦祝いとかも言っちゃってますしね。張り切っていってみよ~!!

 それでもこのご時世だから、内容にもふんだんにソーシャルディスタンスを盛り込み、苦肉の策から生まれた新しくて面白い演出になってるので、今日も稽古、明日も稽古。稽古場も消毒・検温・手洗い・うがいの他、十分な換気のために扉や窓全開なので寒い! 夏はあんなに暑かったのに、いつしか秋になり今やとても寒い日も。ジャージーの下にタイツ、上にレッグウオーマー、襟巻きにダウンジャケット。汗かく、動きづらいで、脱ぐと寒い。風邪もひきたくない。そしてマスク! ただでさえセリフが言いにくいのに歌って踊るシーンが多いので……酸欠! 日々マスクとの戦いです。

 会食も禁止なので帰りにみんなで居酒屋にも行けず、練習後は皆ささっと個々に帰っていきます。バスや電車も気になる人は、自転車です。世田谷区から多摩地域東部の稽古場まで、運動も兼ねたってかなりな距離を毎日。凄い。ケータリングもありません。それでも他の劇場でコロナ感染者が出ていくつもの公演が、今も中止に。売れっ子の舞台人は掛け持ちもあるから、こちらに来るはずの演者の中にも自分は陰性だったけど濃厚接触者ゆえ自宅待機になり、まだ顔合わせ出来ていない人もいます。間に合うのか? 仕上がるのか? ヒヤヒヤです。それでもお客さまがチケットを買って待ってくれてると思うと頑張れるもんなんです。ありがたや。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方