小栗旬「日本沈没」コロナ禍で1年先のドラマ発表への疑問

公開日: 更新日:

 TBSの「日曜劇場」枠で、2021年10月期から「日本沈没 -希望のひと-」が放送されることが、正式に発表された。これが11年ぶりの同枠主演となる小栗旬(37)を軸に、出演者は松山ケンイチ(35)、杏(34)、仲村トオル(55)、香川照之(54)と、かなりの豪華キャストだ。

 原作は1973年に刊行され、一大ブームを巻き起こした小松左京氏によるSF小説。だが「日本沈没 -希望のひと-」では舞台を2023年の東京にアレンジするようで、小栗演じる野心家の環境省官僚・天海啓示もオリジナルキャラクターだ。

「2021年10月期と、放送はまだかなり先。それを主要キャストやあらすじを含めてもう大々的に発表するとは、いかにTBSがこのドラマに力を入れているかが分かります。ただ、いかんせんコロナ禍で全世界が疲弊しているこの時期に『日本沈没』というワードは、ちょっとタイミングが悪かった。刺激的すぎたようで、ネット上の反応が芳しくないんですよね……」(テレビ誌ライター)

 確かに、ドラマ制作発表に関する記事には、〈いま、このタイミングでそんなドラマ見たくない〉〈つらいこの時期に、つらいドラマは見られない〉〈コロナだけではなく、ここ数年、自然災害が猛威を振るっています。それなのにドラマでまでそんな内容を見るのは……〉などと、どうもネガティブな意見が多い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」