小栗旬「日本沈没」コロナ禍で1年先のドラマ発表への疑問
前出の山下真夏氏が言う。
「公開中の映画『罪の声』で主演を務める小栗さん。記者である意味を見失ってしまった新聞記者を演じています。ある事件を追ううちに、また記者としての矜持を取り戻すのですが……ひょうひょうとしながらも、実は熱い記者魂をまだ心のどこかにくすぶらせていたんだと、見る者を納得させるいい演技を見せてくれています。ノリにノッている小栗さんなら、『日本沈没』でもきっと視聴者を引き込み、納得させるだけの演技を見せてくれるはずです」
これまで何度も映像化された「日本沈没」。視聴者の反応は早くも“沈没気味”だが、放送までにはコロナ禍が沈静化している可能性もある。
「とはいえ、放送までに日本経済がどうなるかも不透明で、『日本沈没』というワードに視聴者が拒絶反応を示す恐れもあります。それが主演の小栗の評価にも影響するかもしれません。ちょっとした“賭け”でしょう」(在京キー局関係者)
“希望編”として、TBSはどんな新たな展開を見せてくれるのか。2021年版の放送が待たれるところだ。