岡田結実は甘えずブレない20歳 オスカー退所で女優開花
「『夜がどれほど暗くても』では両親を殺害される女子高生という難しい役どころで、これまでバラエティー番組で見せていた明るいキャラとは正反対。犯人とされる大学生の父親(上川)が憎いはずなのに憎み切れないという複雑な感情をうまく表現していました。まだ演技が大きすぎるきらいはありますが、お父さん譲りの頭の回転の速さなのか、持って生まれた才能を感じましたね」(テレビ誌ライター)
1歳の時にジュニアモデルでデビューと芸歴そのものは長いが、女優デビューは2017年2月公開の映画「傷だらけの悪魔」と、まだ浅い。
「岡田さんには、2世タレントにありがちな甘えがないように思います」と、芸能ライターの山下真夏氏はこう続ける。
「芸能一家で育ったせいでしょう、彼女にはバラエティー番組で父親のモノマネをやってみせる度胸も才能もある。タレントとして十分食べていけますし、そこに甘んじるタレントも多い中で、役者に挑戦したいという意気込みを感じます。弱冠20歳にしてブレない自分を持っている。それもキラキラした主演じゃなくて、2番手、3番手の泥くさい役柄でもチャレンジするというガッツがあります。今後が楽しみな女優さんですね」
確かに、事務所を移籍して正解か。女優としては“閉店ガラガラ”じゃなくて“出た!”となってほしい。