長寿番組が次々消滅…ゴリ押し芸能リポーターに不要論出る
一方、コロナ禍も重なり、ワイドショーなどでよく見かける芸能リポーターの出演機会もどんどん減っている。4月からクビになるリポーターもいれば、出演回数を半減させらされるリポーターもいるが、営業力を駆使して生き残りを図ろうとする人もいる。しかし、“ゴリ押し”によってトバッチリを受けるのは現場を支える番組スタッフたちだ。
■これまでの経費節減の努力が水の泡
「これまでもコメントの切れ味が悪い芸能リポーターの経費を節約するため、コメントが必要になった時だけ呼んだり、交通費を削るためにリモートや電話でコメントを収録したりといろいろと工夫を重ねてきました。ところが、テレビ局の幹部経由で番組のレギュラーに潜り込もうとする人もいます。そのリポーターは話もうまくないし、暗いしつまらない上に、ズブズブの関係にある大手事務所のヨイショ記事ばかり書いているので、番組スタッフからすると“全く欲しくない芸能リポーター”なんです。これまでの経費節減の努力が水の泡だし、やる気も失せます」(テレビ局関係者)
関係者が憂慮しているのは、タレントのスキャンダルを報じる際に、そのリポーターがタレントを擁護するようなフニャフニャしたコメントしか言えないのではないか、ということらしい。