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船山基紀編曲家

1951年、東京都生まれ。編曲家。デビュー作は中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」。昨年死去した作曲家・筒美京平と組んだ作品が一番多く、沢田研二、渡辺真知子、田原俊彦ら数々のヒットを飛ばした。昨年12月に編曲を手がけた作品を収録した「船山基紀 サウンド・ストーリー」(ソニー・ミュージックダイレクト、CD4枚組72曲)をリリース。

LAでランチに誘われ…ジャニー喜多川さんの言葉に冷や汗が

公開日: 更新日:

「宇宙戦艦ヤマト」を製作した西崎義展さんの次作のSFアニメ「宇宙空母ブルーノア」の主題歌を川崎麻世さんが歌うことに決まり、アレンジを僕がやらせていただくことになったんです。

 その打ち合わせで初めてジャニー喜多川さんにお会いしました。その後は舞台のゲネプロの時にご挨拶するくらいで、打ち合わせやレコーディングでお会いすることはほとんどなかったですね。あれからもう半世紀近く経っているんですね。

 1983年に僕がロサンゼルスにいた時です。ジャニーさんから「一緒にランチしようよ」とお電話をいただきましてね。伺ったんですよ。そこにはジャニーさんと一緒に、メリー(喜多川)さんとジュリー(藤島ジュリー景子)さんもいらっしゃって。あの時はコーヒーと一緒にサンドイッチを食べたのかな。お天気の話とか当たり障りのない仕事以外の話をしていたんですが、ジャニーさんがいきなり「船山くんがLAに来たのはジャニーズの仕事をするのが嫌になったからでしょ?」といたずらっぽく笑いながら言ったんですよ。冷や汗が流れたのを覚えています(笑い)。

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