期待度1位「僕のヒーローアカデミア」大人にも刺さる作品
「呪術廻戦」や「チェーンソーマン」などダーク要素を含み、新たなジャンプ作品の側面を見せている作品たちが話題になる中、根強いファンを生んでいる作品がある。堀越耕平氏の「僕のヒーローアカデミア(通称:ヒロアカ)」だ。2014年に連載をスタートし、16年にアニメ化。19年に映画化、舞台化されるなどのメディアミックスも展開された。
そして3月27日よりアニメの第5期が日本テレビ系で放送スタートし、放送直後はツイッターで「ヒロアカ」に関するワードがトレンド入り。その人気は海外でも高く、海外でのシリーズ累計発行部数は1300万部を突破した。
さらに国内最大級の映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」が発表した「2021年 春アニメ 期待度ランキング」では堂々の1位になるなど、盛り上がりを見せている。
■鬼滅の刃、呪術廻戦と系統の異なる王道ジャンプ作品
“ヒロアカ”では、誰もが「個性」と呼ばれる超常能力を持つようになる。その「個性」を悪用する「ヴィラン」が現れ、そのヴィランを世のため人のために「個性」を使いながら取り締まる“ヒーロー”が描かれる。