玉木宏が熱演! 嫉妬、憎悪、派閥争い…異色の警察ドラマ
そんな上条を陰で支えるのが、ともに勇仁の後輩の元警察官で、上條の情報屋・刈谷銀次郎(橋本じゅん・57)と、警視庁御用達の銀座の高級クラブママ・小宮志保(高岡早紀・48)。上條の幼馴染みで、警視庁捜査一課主任・水樹爽(広末涼子・40)だ。
一方、上條が所属する「外様派」トップの警視庁刑事部長・千堂大善(椎名桔平・56)、東大卒が集まる「東大派」の警視庁警務部長・吉永晴樹(光石研・59)、鹿児島県出身者が集まる「薩摩派」の警備部長・権堂秀夫(吉田鋼太郎・62)の3人は同期で、肩書きはいずれも警視監。皆が皆、警視総監を目指すクセ者ばかりだ。
さらに、捜査共助課長・佐久間義孝(少路勇介・41)を婚約者に持つ千堂の娘・優愛(仲里依紗・31)、捜査一課水樹班の警部補・富樫遊馬(岡田健史・21)らが上條や水樹に絡んできて、殺伐としたドラマに彩りを添える。
■脚本は稀代のストーリーメーカー
この完全オリジナルドラマの脚本を担当したのは、映画「テルマエ・ロマエ」やテレビドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」を手がけた脚本家・武藤将吾氏(44)。「3年A組」では、ネット社会の闇に警鐘を鳴らし、東京ドラマアウォードグランプリなど数々の賞を総なめにした稀代のストーリーメーカーだ。