急転直下の寄席休業は文化庁を通じた菅政権の圧力だった!

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「宣言下の人流を抑え込みたい官邸は文科省の外局である文化庁に対し、寄席側を説得するよう指示。ただ、寄席そのものは民間ですから、落語家らが組織する落協や芸協に矛先が向かったのです。とりわけ公益社団法人の芸協は圧力をかけやすい。そうして、営業継続発表から4日でひっくり返されたのです」(霞が関関係者)

 政府などが出資する芸術文化振興基金から今年度分として落協は約3424万円、芸協は約4122万円の助成金交付を受ける。そうした事情も影響したのか。

 末広亭では、1日から芸協の春風亭昇太会長らが出演する新真打ち4人の昇進披露興行を開催予定だったが、昨年同様に延期。休業は宣言期間の11日までで、6月以降に繰り延べを予定しているが、感染収束の兆しは全く見えない。果たしてどうなるか。

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