女優・原日出子さんが語った「子育て終了!」の心境と今後
女優・原日出子さん(61歳)
渋沢栄一を描く大河ドラマ「青天を衝け」で水戸藩主・徳川斉昭の妻で15代将軍・慶喜の母、吉子を演じている原日出子さん。これまで数多くのドラマや映画で母親役などを演じてきた原さんが60代を迎えた心境を語ってくれた。
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まずはこれからも現役で仕事を、役者をやり続けたいですね。
なぜかというと、女優として一番いい時期に子育てが忙しくて仕事に時間をかけることができませんでしたから。デビューは19歳。結婚して23歳で長女を出産して女優に戻って、渡辺(裕之)と再婚、すぐに子供が2人生まれました。子育ては人任せにせず、下の2人は現場に連れていき、おっぱいをあげながらということもありました。ですから、地方ロケや地方の舞台公演などはお断りしていました。
現在、長女はお嫁に行って、といっても娘夫婦は自宅の斜め前に住んでいます。うちは夫婦と子供2人、娘夫婦には子供が3人いてしょっちゅううちに出入りしているので、9人家族みたいな感じで賑やかです。