フジテレビで相次ぐ“極秘情報”漏れ 局内は疑心暗鬼に陥り犯人捜しに躍起
「記事が出てしまった以上、何も話すことが出来なくなってしまったわけです。当然、黙るしかない。脚本家の三谷幸喜を含め、詳細はこれから詰めるという段階。要は何も決まっていないんです。関係者は一様に『企画潰しが目的?』と色めきたち、『誰がリークしたんだ?』と犯人捜しに躍起になっています」(前出の関係者)
ドラマやバラエティー番組では事前にキャスティング情報が漏れることはスポンサーの手前、絶対にタブーだという。
「週刊誌やスポーツ紙にキャスティング情報がスッパ抜かれ、公式発表前にキャストが代替えになった例は、いくらでもある。スポンサーサイドはこの種の記事が出ると『出来レースの企画を持ってきたのか!』と怒るわけです。当然、広告代理店サイドはスポンサーに対し『キャスティングはこれからです。スポンサーの意向を反映しますから』と調子のいいことを言って営業をかけ続ける」(別の関係者)
実は最近のフジテレビでは、情報が漏洩したのは木村のケースばかりではないという。
「『週刊文春』に報じられた女子アナらの“ステルスマーケティング疑惑”や今年2月にOAされた『超絶!THE空中サバイバル』の一部VTRが2016年と18年に放送した読売テレビの『体感!奇跡のリアルタイム』の放送内容と酷似していたとクレームを突き付けられた一件も、局内の一部関係者しか知らなかった話です。本当に絶妙なタイミングで漏洩しているんです」(前出の事情通)
犯人捜しに躍起になるフジテレビ。果たして情報漏洩は収まるか。