著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

路上で酒飲んで叩かれてる方が令和の若者像としてはしっくりくる

公開日: 更新日:

 お盆なのに今年は長雨続きという例年にない天気でしたが皆さまはいかがお過ごしでしたか。私は帰省もしなければ出かける用事もなく家で終戦記念日にちなんだテレビ番組をいつもより多く見たお盆でしたね。

 いつの時代も権力側は都合よく立ち回り自分たちの保身しか考えないことや従順な国民が国に従いその時は称えられても時が経てば国からは切り捨てられるということが改めて勉強になりました。あの頃から進歩がないというか本質が変わってない国なんですよね。

 ところで甲子園は雨続きで延期に次ぐ延期。このままではもう決勝まで予備日がなくなるかもしれないそうで、1週間500球以内のルールが適用されれば1人の好投手に依存してるチームは苦戦必至でしょうね。そもそもこの真夏の炎天下で野球をやること自体が不思議なんですが、甲子園の高校野球は真夏の炎天下でやるものだと我々日本人は刷り込まれているんでしょうね。

 進歩がないですね。体ができてて体力もあるプロ野球選手がナイターや中6日で投げてるのに、高校生が35度の中で中1日で150球ってどうなんでしょう。郷土の期待を背負って送り出され喜んでプレーをしてると思って今までは見てましたが、特攻隊の番組を見た直後だと実はプレーしたくないことを言い出せないんじゃないかと勘繰ってしまいます。朝6時から第1試合を始めて5試合ずつ消化するとかやらないんですかね。オリンピックのマラソンであんなに簡単にスタート時間早めてたのでこっちもできるでしょ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方