1年前は「『全集中の呼吸』で」と答弁していた菅首相 今秋スタート「鬼滅の刃」第2期まで持たず
「あの人」とは自民党総裁選への不出馬を表明した菅首相。昨秋の総裁選で勝利し、首相として臨んだ2020年11月2日の衆議院予算委員会。質問に立った立憲民主党の江田議員に対し、菅首相は時折、笑顔を交えながら「私も『全集中の呼吸』で答弁させていただく」などと答弁していた。
議場内からは「あなたはボス鬼。主人公じゃない」とのヤジが飛ぶ中、当初は余裕たっぷりだった菅首相だったが、日本学術会議会員の任命拒否問題や、自身の長男をめぐる総務省幹部接待問題などで次第に追い詰められ、答弁は日を追うごとにグダグダ、表情は「鬼の形相」に。結局、「全集中」どころか、「はぐらかし」と「同じ答弁」を繰り返し、総理総裁の座もジ・エンドとなってしまった。
「鬼滅の刃」の第2期「遊郭編」は今秋にもスタートする予定だが、国民生活を顧みず、鍛錬を怠った菅首相が第2期まで持たず、「自滅の刃」となったのも必然かもしれない。