自身の呪いを解くために費やした DJ松永の4年間に及んだ世界一への挑戦
「全員ぶち抜くけど、これから俺」(DJ松永/テレビ東京「考えすぎちゃん ON TV~ワンクールだけの大冒険~」10月7日放送)
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東京五輪の閉会式に出演し、話題を集めた「Creepy Nuts」のDJ松永(31)。その十数日前の番組収録で彼は、開会式に出演した劇団ひとりを「スゴい!」と共演者たちと同じテンションで語っていたが、その時には当然、閉会式に出ることは決まっていた。当時の心境を冗談交じりで語ったのが今週の言葉だ。
いまやCreepy Nutsは音楽番組はもとよりバラエティーや、果てはドラマにまで引っ張りだこ。だが、当初は「日本一のラッパー」「MCバトル3連覇」などの肩書を持ち、「聖徳太子ラップ」というキャッチーな特技を持つR―指定の方が「顔」として引っ張り、松永はいわば「じゃない方」の立ち位置だった。
HIPHOPとは中2で出合った松永は、その「得体の知れない感じ」の魅力にハマり、高2の頃にはバイトで貯めた金で、ターンテーブルを買ってのめり込んだ。