著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

芦田愛菜“さま”は総理になっても驚かない規格外の可能性に満ちている

公開日: 更新日:

 冒頭の番組で福クンは、当時の彼女の印象を「おてんば」と振り返っている。よく走り回ってはコケていて「精神年齢は当時は僕のほうが高かった」と言う。だが、一方で当時からロケバスなどで本を読んでいたそう。彼女の読書好きはよく知られており、「まなの本棚」(小学館、19年7月18日発売)という書籍まで執筆するほど。小さい頃から本に囲まれて育ち、本を読むことは、歯磨きや風呂に入るのと同じように日常の一部だった。ただでさえ、濃い人生を送っている彼女は読書によってさらに人生観を広げていった。

「お国の行事に出られた」と言う福クンの言葉通り、19年に芦田は「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で次世代を担う芸能人の代表として登壇。天皇陛下の御即位をお祝いするメッセージを述べた。その中でも天皇が「奥の細道」を読んだのを機に「水」の研究をしていたことに触れつつ、「私も大好きな読書を通じ、知識を得ること、そして、その知識を踏まえて行動に移す、そのことが大切であるのではないかと考えるようになりました」とそつなく語っていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方