著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

“神様・仏様”の稲尾様が俺に語った「九州の地に生きて帰れんばい、ガタガタ」

公開日: 更新日:

プロ野球ここだけの話<3>

 今回もまたプロ野球ここだけの話なのだ。プロ野球好きの方であったら「神様・仏様・稲尾様」という言葉を耳にしたことがあると思うのですが……。

 1958(昭和33)年のプロ野球日本一を決める日本選手権シリーズはセ・リーグの王者読売ジャイアンツとパ・リーグの覇者西鉄ライオンズとの戦いになったのです。

 西鉄の当時の顔触れを見れば大下弘(首位打者3回、本塁打王3回)、中西太(首位打者2回、本塁打王5回、打点王3回)をはじめ、新人王、首位打者にも輝いた当時23歳まさに若獅子の豊田泰光、そして後にオリックスの監督となり、阪神・淡路大震災の被災地である神戸に希望の光「がんばろうKOBE」を与えるリーグ優勝を達成したり、あの偉大なる打者イチローを誕生させた仰木彬らパ・リーグを代表する軍団であり、そしてそのチームの指揮をとっていたのが三原脩監督であったのだ。

 三原はライオンズを任される前は巨人の監督をしていたが、東京六大学時代のスター水原茂が監督になることにより都落ち(当時の福岡は相当田舎扱いされていた)させられたのだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末