<5>2007年にリーダーが死去 3人でやっていたネタは捨てるしかなかったが…

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「何十年もやってる2人にまじるのは無理だよね。結局、2人でやっていこうと決めたわけ」

 2人だと、ボーイズでなく「歌謡漫才」になってしまうが、2人はあくまでもボーイズ芸を通すことにした。

「3人でやっていたネタは捨てるしかない。たとえば、新選組のコントで、リーダーが近藤勇、兄さん(菅)が土方歳三、僕が沖田総司をやってたのに、僕が近藤と沖田の2役をやるわけにいかないでしょ」

「それでも2人で出来るネタがあったし、また新しく作ればいいんだからと楽観的だったね」

仲「2人になった当初、高座での2人の距離が遠いと言われました。無意識のうちに、リーダーがいるスペースを空けていたんですね。それに気づいたお客さまが泣いていたなんてことがありました。他の漫才さんみたいに、近い距離でしゃべれるようになったのは、しばらくたってからでした」  =つづく

(聞き手・吉川潮)

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