<5>2007年にリーダーが死去 3人でやっていたネタは捨てるしかなかったが…

公開日: 更新日:

「何十年もやってる2人にまじるのは無理だよね。結局、2人でやっていこうと決めたわけ」

 2人だと、ボーイズでなく「歌謡漫才」になってしまうが、2人はあくまでもボーイズ芸を通すことにした。

「3人でやっていたネタは捨てるしかない。たとえば、新選組のコントで、リーダーが近藤勇、兄さん(菅)が土方歳三、僕が沖田総司をやってたのに、僕が近藤と沖田の2役をやるわけにいかないでしょ」

「それでも2人で出来るネタがあったし、また新しく作ればいいんだからと楽観的だったね」

仲「2人になった当初、高座での2人の距離が遠いと言われました。無意識のうちに、リーダーがいるスペースを空けていたんですね。それに気づいたお客さまが泣いていたなんてことがありました。他の漫才さんみたいに、近い距離でしゃべれるようになったのは、しばらくたってからでした」  =つづく

(聞き手・吉川潮)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末