<3>「♪安倍晋三という人をなぞかけ問答で解くならば、麺類苦手と解きまする」

公開日: 更新日:

 立川談志という人は、気に入った芸人に対してはとても親切だ。同じプロダクションに所属していた東京ボーイズにネタを提供した。その代表作が「なぞかけ小唄」である。

仲「『○○とかけて、○○と解く。その心は』というなぞかけは、落語家が余興の大喜利でやるネタです。それをボーイズが歌に乗せてやったんです。お題は有名人に限りました。『○○という人を、なぞかけ問答で解くならば、』という歌詞で始める。談志師匠が、『落語家が何かうるせえこと言ってきたら、談志が許可したと言ってやれ』と請け合ってくれたのが心強かったですね」

「なぞかけ小唄」の新作を例に挙げてもらおう。

仲「巨人に入った中田ですと、『♪中田翔という人を、なぞかけ問答で解くならば、トイレを我慢してると解きまする。膀胱(暴行)には気を付けて』」

 これは笑える。政治ネタもやるのだろうか。

仲「安倍さんが総理の頃はやってました。『♪安倍晋三という人を、なぞかけ問答で解くならば、麺類苦手と解きまする。モリもカケもうんざりだ』とか、総裁選の時は、『♪慎重な人と解きまする。石破氏(石橋)叩いて渡ります』とね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ