芋澤貞雄
著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

綾瀬はるか14年ぶりフジ月9ドラマ出演 TBS「天国と地獄」続編より優先させたワケ

公開日: 更新日:

 ホリプロは、フジのドラマに対するクオリティを口に挟める状況ではなかったという訳だ。別のテレビ関係者はこう語る。

フジテレビの割り込みがなかったら、今年の綾瀬の連ドラ出演はTBSだったというのが周囲の共通認識です。実はかなり早い段階から、昨年1月期に放送されて好評だった『天国と地獄~サイコな2人~』の続編の準備が始まっていたようなんです。既に共演の高橋一生(41)らのスケジュール調整に入っていたとも言われています。コロナ禍もあり演者のスケジュールやロケ調整が非常に難しくなっている今、連ドラ出演は基本的に1年に1本の綾瀬を逃したTBSの落胆ぶりは想像以上のものでしょうね」

 もっとも、制作サイドや事務所の喧騒をよそに、綾瀬本人は元気一杯なようだ。

「現在の彼女にとっては昨年9月に明らかになった実母の“投資トラブル”が仕事のモチベーションになっていると言われています。涙を浮かべて詫びる母に『泣かなくていいから。私が何とかするから』といって慰めたというエピソードは有名です。綾瀬の実母への強い思いは、どんな仕事でも泣き言ひとつ言わないで立派にやり遂げる強い意思を生んでいるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

 投資トラブルの被害者側が“金にならない仕事はしない”という決めゼリフの弁護士役とは何とも皮肉な話だが、綾瀬の久しぶりのフジテレビ登場は視聴者としても期待十分だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  4. 4
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  5. 5
    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  2. 7
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

  3. 8
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 9
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  5. 10
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し