氷川きよしの無期限休業にファンも納得…壮絶な努力の果てに掴んだ「消えないアイドル」の座
氷川きよし(44)が、今年いっぱいで歌手活動を一時休止すると発表した。
所属事務所によれば「自分を見つめ直し、リフレッシュする時間をつくりたい」という本人の意向からだという。休止期間は決めておらず、いわゆる無期限休業だ。
2000年に「箱根八里の半次郎」でデビューした氷川。先代の事務所社長の意向で、衣食住の面倒をすべて見る代わり、それこそ休みなしで仕事に没頭した。デビュー曲から大ヒットしたのだが、先代の「デビューしたてで大金を持ったらロクなことにならない」という考えで、3年間、無給に近い厳しい条件での働きが続いた。この下積みにも似た苦労が今の彼を形成した。もちろん、住まいは郊外から都心のマンションに替わり、電車移動から専用車も与えられた。それなりの“お小遣い”はもらっていたようだが、大きな収入に変わっていったのは3年を過ぎてからだ。
そして22年間、演歌界の大スターとして走り続けてきた。近年は雰囲気がビジュアル系に変わっていったが、歌も演歌だけでなくさまざまなジャンルにチャレンジし、アニメ映画の主題歌をやってみたり、インスタグラムを開設したりと活動の幅を広げてきた。インスタのフォロワー数はすでに20万人を超し、今や40万人以上となっている。