著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

氷川きよしの無期限休業にファンも納得…壮絶な努力の果てに掴んだ「消えないアイドル」の座

公開日: 更新日:

 氷川きよし(44)が、今年いっぱいで歌手活動を一時休止すると発表した。

 所属事務所によれば「自分を見つめ直し、リフレッシュする時間をつくりたい」という本人の意向からだという。休止期間は決めておらず、いわゆる無期限休業だ。

 2000年に「箱根八里の半次郎」でデビューした氷川。先代の事務所社長の意向で、衣食住の面倒をすべて見る代わり、それこそ休みなしで仕事に没頭した。デビュー曲から大ヒットしたのだが、先代の「デビューしたてで大金を持ったらロクなことにならない」という考えで、3年間、無給に近い厳しい条件での働きが続いた。この下積みにも似た苦労が今の彼を形成した。もちろん、住まいは郊外から都心のマンションに替わり、電車移動から専用車も与えられた。それなりの“お小遣い”はもらっていたようだが、大きな収入に変わっていったのは3年を過ぎてからだ。

 そして22年間、演歌界の大スターとして走り続けてきた。近年は雰囲気がビジュアル系に変わっていったが、歌も演歌だけでなくさまざまなジャンルにチャレンジし、アニメ映画の主題歌をやってみたり、インスタグラムを開設したりと活動の幅を広げてきた。インスタのフォロワー数はすでに20万人を超し、今や40万人以上となっている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情