海老蔵にコロナと公演不入りのWパンチ…収入3億円の襲名披露も遠のき正念場

公開日: 更新日:

「コロナ禍で高齢のひいき筋が行けなかったのが大きい。1月はご祝儀公演といって、ひいき筋は必ず足を運ぶものですが、海老蔵に新作歌舞伎を求めていなかったこと、西野さん側のファンに歌舞伎という表現が響かなかったこと、実行委員会形式で宣伝が弱かったことが敗因では。歌舞伎にしたらどう楽しいのか、説明できていなかった。一連のプペル作品のように“SNSだけで拡散”とはいかず、今更ながら松竹の宣伝力に気づかされたのでは」

■松竹との間には隙間風も

 市川団十郎と長男・勸玄(8)の新之助ダブル襲名披露も延び延び。実家も売却、歌舞伎座公演の出演も少なく、何かと“モノ申す”海老蔵と松竹の間には隙間風も。

「襲名披露が行われれば3億円ともいえる収入が見込める一大事業。いつお披露目できるかわかりませんが、いかにモチベーションを保って自分を磨くかが課題でしょう」(前出の川内氏)

 海老蔵は正念場だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」