渡部建の「白黒」出演を千葉テレビが週明け発表か 初冠番組を手掛けたアンジャッシュとの絆
再び幻となりかけた渡部の復帰。2020年末に放送された特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』(日本テレビ系)での復帰も事前に情報が洩れ、“台本流出事件”まで起きた。今回の復帰とあの時が決定的に違うのは事務所が「活動再開」を正式に発表したことと、復帰の舞台が千葉テレビの番組ということだ。
「『白黒アンジャッシュ』はコンビ初の冠番組として04年10月にスタート。相方の児嶋一哉(49)とのフリートークや若手芸人を交えたコントなどが人気を呼び、渡部の活動休止中も児嶋の単独司会で番組は続いてきました。アンジャッシュは超売れっ子になってからもギャラを据え置きで出演し続けてきたし、千葉テレビはアンジャッシュに初冠番組を持たせた。両者は同志のような強い絆で結ばれています」(民放関係者)
■民放キー局も“渡部解禁”の流れへ
宮迫博之(51)のようにテレビと“決別”し、YouTuberに転身して消えていく芸人も多い中で、渡部が関東ローカル局とはいえ地上波で復帰できるのは大きな追い風となる。「白黒アンジャッシュ」は、ほかの地方の独立局でも放送される。千葉テレビも渡部の所属事務所も今回の復帰によってある程度のクレームが来るのは“想定内”だろうが、「炎上に至らなければ他のキー局も様子を見ながら“渡部解禁”の流れになっていく」(同)という。
渡部は20年12月の釈明会見でボロボロになった。あれで「芸人として終わった」と見られていたが、アンジャッシュの原点とも言える「白黒」でキレのあるトークを見せれば完全復活も見えてくる。