著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

“役立たず”アベノマスク再利用に右往左往 延々と質の悪いコントを見せられる国民

公開日: 更新日:

 国会中継を見て驚いた。維新の会の市村議員がアベノマスクの再利用として「産着」を紹介し、マスク以外の利用法もあることを認めるよう厚労大臣に促したのだ。一体何を見せられているのだ我々は。質の悪いコントか。

「ガーゼを取り出して5枚を縫い合わせれば産着ができる」って。戦時中の生活の知恵か。だったら普通にガーゼで作ればいい。なんでわざわざアベノマスクで無理やり作らなきゃならんのだ。これ、裏返せば、マスクとしては役に立たないって認めてるようなもんじゃないか。

 だいたいそもそも感染対策には不向きな質の悪いマスクを作っておいてそれに総事業費500億円もかけ、しかも8000万枚、115億円分余った。その保管に6億円、検品に20億円、しかも1割強が不良品。これはもう紛れもない失策ではないか。なぜそれを認めないのか。廃棄処分には6000万円、希望者に配送するには10億円ともいわれている。どう考えても廃棄するべきだろう。世に出てはまずい書類やオリンピックの弁当はすぐに捨てるくせに、なぜ捨てられないのか。

 安倍守(アベノカミ)様のメンツを保つためなのか。老中岸田が希望者を募り、それでも余ったら廃棄と決めた。さあ、安倍守様に恥をかかせてはいかんと、全国の大名たち30万人が手を挙げた。2億8000万の希望があったと地元の集まりで安倍守様ご満悦だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  3. 3

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  1. 6

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  2. 7

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  3. 8

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  4. 9

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  2. 2

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  3. 3

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  4. 4

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 5

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  1. 6

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 7

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 8

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  4. 9

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由

  5. 10

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ