関ジャニ∞村上信五が五輪キャスターの座を追われる日 フジの思惑はキンプリ&Snow Man起用

公開日: 更新日:

「中居はジャニーズから独立しましたが、両者の関係は悪くない。ただ、事務所もいつまでも中居を推すわけにもいかないし、世代交代を進行させたい。ジャニーズは中居、TOKIO国分太一、櫻井と続いている五輪キャスターの地位を途絶えさせないように根回しし、その候補として村上が上がった。その戦略はかなり前から実行されてきました。元々、フジテレビはTOKIOやKinKi Kids、嵐、関ジャニ∞のレギュラー番組を抱え、ジャニーズ依存度の高い局ですし、話もスムーズに進んだようです」(芸能関係者)

■フジの村上抜擢の道筋は15年に決まった

 フジテレビでは国分が09年から『すぽると!』土曜版の編集長を務め、その間にロンドン、ソチの五輪キャスターにも就いた。国分が14年末に『すぽると!』から退くと、15年4月から『村上信五とスポーツの神様たち』という深夜番組が始まった。

「この時点で、フジでは村上を五輪キャスターとして迎えるという道筋がほぼ出来ていました。25時台は全日の視聴率にもカウントされないですし、今後を見据えた番組を作りやすい。東京五輪が近づいてきた18年からは『村上信五∞情熱の鼓動』という不定期特番を始めた。この前後には、サッカーW杯や東京マラソン、世界柔道にも関わらせ、局を上げて村上をバックアップしてきました」(前出のキー局スタッフ)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド