著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<153>早貴被告の「新宿で看護師の姉と同居」もウソだった

公開日: 更新日:

 妹さんは大袈裟に驚いてみせたが、むろんウソであろうと私は内心思っていた。

「どこの事務所に入っているの?」

 私が笑いながら聞いた。

「エージェントはいろいろと替わるので個人で動かないといけないんです」

「へえ、そうすると交渉もしなければならないからキミは英語も出来るんだね」

「まあ、そうですね」

 シレッと言う。これも全くのウソで自分を大きく見せたいという見えから出ているのだろうと思ったが、黙っていた。早貴被告が私のことを苦手に思うのは、見透かされていると分かっていたからだろう。

 彼女には情もなかった。ドン・ファンの死後、早貴被告が田辺に来る時の送り迎えはマコやんの役目だった。悪天候で飛行機の到着が白浜から関空に変更になった時も、マコやんは早貴被告に迎えに来るように頼まれたので、私と田辺の居酒屋で一緒に飲む予定は急きょキャンセルとなった。


「大変でしたね。でも帰りには、おいしいものを食べましたでしょ?」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”