評価ガタ落ち松本潤、ひと皮むけた志尊淳…パッとしなかった冬ドラマの明と暗

公開日: 更新日:

「藤原さんは、唇が印象的なことから、以前は〈石原さとみさん似〉という声が多く、その決めつけが女優としては少し邪魔でもあったんです。ところが『ファイトソング』では〈〇〇似〉ではなく、藤原さくら自身としての演技を視聴者に見せつけた。“スモーキーボイス”が特徴的でいいですよね。森田望智さんは狂気から可愛い女性までフリ幅が広く、主演でも十分通じる演技力だと今期改めて感じました」(山下真夏氏)

 さらに、かなり印象に残っているというのが、日本テレビ水曜ドラマ「ムチャブリ!」で大牙役を演じた志尊淳(27)。高畑充希(30)主演のお仕事ドラマで、高畑と松田翔太(36)、志尊の三角関係も見どころのひとつのはずが、視聴者からは〈この三角関係、なんか現実味がない〉なんてコメントも。

「最終回まで三角関係の行方が分からない、うまい引っ張り具合だなとは思いますけどね。中でも、これまで“可愛い男の子”のイメージが強かった志尊さんが、このドラマではひと皮むけた演技を見せている。高畑さんを見つめる“男の顔”にドキッとした視聴者も多いのでは。可愛い面と男の顔、両方を併せ持つようになった志尊さんは、ますますドラマ界で重宝される予感です」(山下真夏氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に