(3)小朝師匠に前座名を付けていただいた11月11日が平和記念日でして

公開日: 更新日:

 桃花が入門したのは2006年11月。その時のことを伺った。

桃花「もともと大好きな師匠ですし、柔軟な考えをお持ちのようなので、入門するならこの師匠しかないと思いました。府中の森芸術劇場で昼夜の独演会がありまして、昼の部と夜の部の間に楽屋を訪ねました」

小朝「僕はちょうど地下で食事をしてたんです。そこへうちの事務所の者が来て、『弟子入りしたいという女の子が来てます』と言う。『可愛い?』って聞いたら、『それほどでもありません』(笑い)。楽屋に戻ったら、小さいのに、よけい小さくなって居る。『この子か……』と思って、最初に聞いたのは、『女流の名人を目指すのか、それとも自分を舞台で表現したい自己表現者になりたいのか』ってことでした。そしたら、自己表現の方だというんで、取ることにしました。もし、女流の名人を目指すと言ったら取ってません」

  売れっ子の小朝らしい判断基準である。

桃花「一度は断られると覚悟してたのが、『取る』と言われたのでびっくりして、うれしさより驚きのほうが強かったですね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」