著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

女優・長澤樹は繊細な感覚で叙情的な表現が抜群にうまい新星

公開日: 更新日:

 素顔の長澤樹は、明るいキャラクターの中に知的で繊細な一面を持つ。

 インタビューしたときに彼女が、音楽だけでなく「音」そのものを聴くのも好きで、映画を見るときにもいつも風の音などを意識しているという話をしてくれた。「ラジオのお仕事(J-WAVE「BITS & BOBS TOKYO」)を始めてからさらに、音に敏感になりました」(アーキテクト「タレントパワーランキング」Web・2022年2月8日配信)と語る。

 最近は料理も好きだというので得意料理を聞くと、ありものを使って作る日常的な「名もない料理」と答えた。「名もない料理」という表現が、詩的でなんともステキだ。

 そうした繊細な感覚が演技にも生かされていて、シリアスなストーリーで叙情的に表現するのが抜群にうまい。

 長澤樹の魅力を街の中にある音色にたとえるなら、弓道場に響く矢を射る音と的に当たったときの春の晴天のように突き抜ける音。静寂が破られる様子が、しなやかな存在感から意外性が飛び出てくる長澤樹の演技によく似ている。 (つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ