木村拓哉“ボクシング版ドラゴン桜”で90年代回帰の賭け キンプリファンもハラハラ
木村拓哉(49)による2年ぶりの主演ドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)の初回が14日に放送された。あらすじは、生きる希望を失った主人公・桐沢祥吾(木村)が、母校のボクシング部のコーチに就任し生徒たちとの交流により、熱い気持ちを取り戻し、蘇っていく学園スポーツドラマ。初回の平均世帯視聴率が11%台をマークした。
木村といえば、2001年放送の「HERO」(フジテレビ系)や03年放送の「GOOD LUCK!!」(TBS系)、04年放送の「プライド」(フジテレビ系)などの印象が強く、ネットも<キムタクのドラマって辛い過去を抱えて、今はその世界の王道は踏み外してやさぐれてる元一流の人が、周りの人達との関わる事などで輝きを取り戻して行くみたいな感じ><毎回毎回、脇をしっかり固めて、キムタクが主役でハッピーエンドに終わる綺麗事>という「お決まり感」が食傷気味だという声も多く見られた。
木村はフジテレビ開局60周年企画として、20年、21年と2年続けて放送された「教場」(フジテレビ系)の渋みのある演技で「新境地を開拓した」と高い評価を得た。それが今作では「王道回帰」の印象が強い。