渡辺裕之さんが語り尽くした酒人生と妻・原日出子さん「憧れの人と結婚できるなんて」
今月3日に渡辺裕之さんが自宅で亡くなり、今週、10日に渡辺夫人で女優の原日出子さんがコメントを発表した。
渡辺さんには何度もインタビューに応えていただいたが、そのひとつが2015年に掲載した「私の酒人生」。この中で渡辺さんが原さんについて語ったくだりがあった。
日焼けし精悍という言葉が似合う二枚目の渡辺さんだが、意外にも「元々酒がほとんど飲めなかった」そうだ。それが飲めるようになったのは結婚後、大阪の歯医者の結婚式に呼ばれ、京都に宿泊した際、知人に連れていかれたワインバーで仏ボルドーの有名な高級ワイン「ラフィット」の83年&85年ものを飲んでおいしいと思い、アルコールに目覚めたのがきっかけだった。渡辺さんは「もちろん家内と一緒だったという状況も手伝ってでしょうね」とノロケながら語った。
ワインにハマった渡辺さんは子供の誕生年(83年、94年、96年)のワインをまとめて送ってもらうなど家族とワインは大切な存在になった。
その後、ブラザー・トムが横浜の自宅近くに引っ越してきて、ショットバーに連れていかれてからは焼酎やウイスキーが好きになったのだが、ウイスキーの飲み方は「ツーフィンガーのストレート」。ご覧の写真は、まさにそんな渡辺さんを彷彿させる一枚だ。