迷走する手越祐也…「YouTuber・実業家・タレント」すべて中途半端で伸び悩むワケ

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 一方、ユーチューバーのヒカルは、手越と同じく20年10月に脱毛サロンを展開したが、YouTubeに届いたコメント欄をマメにチェック。要望を取り入れながら改善していく様子も含め、動画で発信したことで事業を軌道に乗せていった。両者ともにYouTubeと事業をうまく連動させ、それを広告として利用する流れがうまく機能した。

 ところが、手越のサロンは女性と男性の両方をターゲットにしながら、スタッフは女性のみ。女性ファンが多いからこそ女性客もターゲットに含めたのだろうが、これがまずかった。

「女性の脱毛サロンは競合店が多く新規参入は厳しい。かといって、脱毛したい男性が女性ばかりのお店に来るのはハードルが高い。手越さんの名前があるとはいえ、太い顧客獲得はなかなか厳しいだろうと見ていました」(美容サロン関係者)

「TEGOSHI BEAUTY SALON」に掲載されている手越のコメントには、「僕もそうだけど、“モテたい”という想いが、自分の美を追求する原動力になる(笑)」と書かれている。「モテるために美しくなろう」と提言する手越と、「女性のためにマナーとして美しくなろう」と提言するROLANDでは、「モテる」に対するスタンスが全然違う。

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