NHKは台風報道より「エリザベス女王国葬中継」優先 公共放送の姿勢を問う声、番組構成も不評
■災害情報を放送するのは公共放送としての責務
「エリザベス女王の国葬は、日本国民も関心を示していたので、中継そのものには否定的な声はなかったと思いますが、ただNHKの番組構成には疑問を示す声も多くありました。専門家の解説もフランクな喋り方すぎて、国葬に集中できないという声や、エリザベス女王に対し、リリベットという愛称で呼ぶなど、馴れ馴れしすぎるという声もありました」(NHK関係者)
また国葬の中継の合間に挟まれた女王の過去映像なども不評の一因となっていたようで、中にはNHKの中継視聴を切り上げて、YouTubeのライブ配信で女王の国葬を視聴したというネットの声もいくつかあった。
「かつて経験したことがないと勧告されていた台風14号が通過中にも関わらず、『ニュース7』のトップニュースもエリザベス女王の国葬でした。災害情報を放送するのは、公共放送であるNHKの責務のはずなのに、なぜこれほど海外の国葬を推した報道をしてしまったのか……」(前出のNHK関係者)