氷川きよし完全独立報道で“キーちゃんワールド”全開へ エイベックスとたけし事務所が獲得に動く

氷川きよし（Ｃ）日刊ゲンダイ

　山川豊（64）、田川寿美（46）、水森かおり（49）、氷川を育てたことで、"演歌界のドン"と呼ばれた長良氏。03年には長男の神林義弘氏に社長の座を譲り、会長に就任。だが、12年5月にハワイのゴルフ場で不慮の事故で亡くなっている。東京・青山斎場で行われた葬儀には、5000人以上の弔問客が訪れ、芸能界で幅広い人脈を築いたことで知られている。

「社長に就いた長男の義弘氏は、父親とは違って人見知りするタイプ。社内ではワンマンで言動の粗暴さなどが指摘されていただけに、今回の文春報道に驚く関係者は少ないでしょう。氷川は自分が育てたのではないという負い目からか、氷川とはそりが合わないといわれ、氷川自身も『社長は愛情がない』といっていたといいます」（芸能プロダクション関係者）

「週刊文春」によると、幹部社員A氏の金の使い込みを疑った義弘氏が社長室で暴力を振るい、救急車や警察が出動する騒ぎに。幹部社員を含め、すでに10名以上が同社を退社しているという。

　すでに9月で退社したA氏を直撃したが、「なにも言わないことになってます」と堅く口を閉ざしたまま。事務所も事件に関してノーコメントを貫いている。