「紅白見ない」がトレンド入り 露骨な若年層狙いがアダとなり“終焉フラグ”まっしぐら?
《情報を得るのがテレビ中心の世代と、スマホ中心の世代では、流行りの音楽も大きく乖離するのは当然。ますます紅白の意義ってなんだろう?》
《若い人のテレビ離れが進んでるから、若い人に見てもらおうとNHKも必死だな》
《国民が特別なものとして認識しなくなれば、存在意義が無くなる。近い将来、紅白は無くなるのかなと感じる》
といった声が出ている。若い世代から高齢者までバランス良く楽しめることが紅白ならではの良さだったはずだが、若年層を取り込もうとしすぎた結果、番組の意義が根底から揺らぎつつあるようだ。
■若年層に紅白を見させる上での高いハードル
「ここ数年で聴く音楽の細分化がさらに進み、確かに出場歌手の選定基準は難しく、曖昧になってきています。もちろんその中で、若年層を取り込みたいというのはわかりますが、今回初めてその名前を聞いたというグループが多い印象です」(音楽業界関係者)
そもそもいくら若年層に人気のアーティストが紅白に出演したところで、興味のないアーティストを挟みながらダラダラと長い時間テレビを視聴する習慣自体が根付いていない世代が紅白を視聴するとは考えにくい。