真栄田郷敦「エルピス」で急成長! “真剣佑の方が演技がうまい”の評価を完全払拭
ドラマの中で見た目と性格と行動に最も大きな変化があるのが、真栄田演じる岸本だろう。初回は、まだどこかあどけなささえ感じるような、大人になり切れていない様子だったが、ここ数回は顔つきがぐっと引き締まっている。
ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「真栄田さんは間違いなくこの『エルピス』で役者としてひと皮むけたと言っていいかと。少年っぽさが残る頼りない男が、自らの意思で行動する、行動せずにはいられない大人へと変化していく。そんな今の年齢でしか演じられない岸本役を、真栄田さんは全身全霊で受け止めて演じている。特にここ数回は“ゴードン劇場”と言ってもいいぐらい出ずっぱりの活躍ぶり」と話す。
真栄田といえば、これまでは兄の新田真剣佑(26)と比較されることも多く、《兄の方が演技がうまい》と言われてしまうこともあった。
「でも、これからはもうそんな声もなくなるはず。今年放送されたNHK夜ドラ『カナカナ』のようにコミカルな路線もハマるし、昨年の『プロミス・シンデレラ』のように視聴者をキュンとさせる恋愛モノでも光る。今後は映画、ドラマに主演級で引っ張りだこでしょう」(山下真夏氏)