著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

10代の夏帆は人見知りで寡黙だったが、いつもキラキラしていた少女だった

公開日: 更新日:

 夏帆は、デビュー当時から卓越した表現力で見る人を驚かせてきた。10代の代表作は、07年公開の主演映画「天然コケッコー」。くらもちふさこの少女漫画が原作で、夏帆は島根の分校に通う中学生・そよを演じた。

 特に印象的だったのは、そよが修学旅行で東京に行くシーン。高層ビルの前で耳に手を当て、東京に関するいろんなものが空を飛ぶ独創的な演出だったが(そよは「東京にも地元と同じ時間が流れていること」に気づく)、東京育ちの夏帆が田舎の子を演じるという逆張りのキャスティングでありながら、「地方から東京へ修学旅行に来た女の子」以外の何者にも見えなかった。

 夏帆が10代だった頃には何度も取材して、インタビューした回数では、おそらく2000年代に取材した女優の中でトップ5に入る。当時の彼女は人見知りをしていて寡黙だったが、しぐさも言葉も、いつもキラキラしていた。

 20代に入ってからは、NHK大河ドラマ「いだてん」(落語家・古今亭志ん生の妻、りん役)、主演ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」(テレビ東京系)などで活躍。そして30代になり、「女優・夏帆」の第3章が始まった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ