近藤麻理恵さん「片づけ諦めた」で改めて話題に 普通の発言が世界に響く“こんまり”の凄さ
「あきらめた発言の真意は1歳と6歳と7歳の3人の子育てに奮闘中だけに、散らかっていらいらするより、ちょっと散らかっていてもよしとして、家族と幸せに過ごしたいというものでした。まあ、普通というか自然なコメントですが、それだけで大反響を呼ぶのですから、凄いのです」とワイドショーの芸能デスクは言う。
一体なぜ、そこまで大物になれたのか。
「こんまりさんのブレークのきっかけは、スパークジョイ。つまり、ときめきを基準に整理し、ときめきのない物は捨てていくというものです。ネットフリックスの番組で『わたしのミッションは片づけによって世界をときめかせていくこと』と語っているように、こんまり流片づけ術で訪問先の家族を喜ばせ、大人気に。スパークジョイというキーワードが大ヒットの要因で、これが全米に広がり、知らない主婦はいないというくらいです」と続けた。
こんまりさんは東京都出身。東京女子大在学中に片づけコンサルティング業務をスタートさせ、独自の片づけ法「こんまり(R)メソッド」を提唱。卒業後リクルートエージェンシーに就職するも09年に独立、自らの道を切り開いていった。
独自のアイデアがあり、それを磨いてプロデュースしていけば、世界的なインフルエンサーになることだってできる。そんな夢のようなサクセスストーリーは、この暗澹たる日本社会だからこそ、より輝く光にもなっているのだろう。