著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

W不倫の広末涼子と白井一幸ジャニーズ新社外取締役は“落とし穴”に気づかなかった

公開日: 更新日:

 広末家の今後のカギを握る夫のキャンドル・ジュン氏(49)もイベントで、「自分自身の家族はいま大変なことになっています。しっかりとこの後、ケジメをつけますので、皆さんお楽しみに」と意味深発言。どうケジメをつけるか。

 ◇  ◇  ◇

 広末のダブル不倫の陰に隠れてしまったが、文春はWBC侍ジャパンのヘッドコーチを務めた白井一幸氏(62)の不倫話も報道していた。優勝後、栗山監督から大谷翔平選手らの舞台裏の話をワイドショーで紹介して話題を集めたご仁。大谷選手の結婚相手に触れ、「うちの娘って言いたいところ」とリップサービスで沸かせたこともあった。ロマンスグレーの爽やかな雰囲気もあって好感度も上げたが、野球通でないと選手時代からコーチまで知らない人も少なくない。侍ジャパン特需で一気に認知された。白井氏の好感度と野球で体得した危機管理を買われたのか(?)、性加害問題でジャニーズが「再発防止策」として設けた社外取締役のひとりに白井氏を起用。7月1日付で就任する。

 文春は日ハムコーチ時代に禁止されていた選手を連れ出して食事するなど、あまりよくない評判を報じている。さらに、15年近い不倫を経て離婚。不倫相手と再婚していたことまで明かし、白井氏の別の顔を見るようだった。

「ジャニーズの社外取締役を受け再注目されたことで記事になったのでは。侍ジャパンのコーチでとどめておけば余計な話が露呈することもなかったと思う」(野球記者)

 広末も白井氏も落とし穴に気づかなかった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド