「どうする家康」ファンタジー色の強い「築山殿事件」描写に《やり過ぎでは…》とSNS困惑
NHK大河ドラマ「どうする家康」の最大の山場として、放送当初より注目が集まっていた1579年の徳川正室・瀬名(築山殿)の最期「築山殿事件」が2日放送の第25回でついに描かれた。前回放送の「築山へ集え!」では、“奪い合う国ではなく与え合う慈愛の心で結び付いた巨大な国を創り上げる”という構想を語った瀬名の描写に違和感を抱く声がネットなどで続出。なぜなら、一般に知られている通説では、織田信長の娘である五徳が姑と夫である瀬名と松平信康を告発した「十二ヶ条の訴状」による瀬名=悪女説だからだ。
五徳の訴状によれば、瀬名は武田勝頼側と内通し、嫡男の信康も日頃から乱暴な振る舞いが多かったというが、今回ドラマで描かれたのは、瀬名が五徳に「姑は悪女だ」と訴える手紙を書かせ、自らが悪女の汚名を被り、全責任を負おうとする姿だった。
また「十二ヶ条の訴状」の存在により、瀬名と五徳の嫁姑の仲が良かったという前提で描かれていることや、あまりに瀬名が聖女のように描かれすぎていること、家康と瀬名の夫婦仲がずっと良すぎることに違和感を抱く声も多くネットの感想では、