元キンプリに続き「IMP.」合流も…滝沢秀明氏が消せない「ジャニーさんの後継者」の烙印
それらを象徴するかのように、19年7月に行われたジャニー氏の葬儀では、霊柩車の助手席に遺影を持って座る滝沢氏の姿が報じられた。だが、この“後継者”という称号が、滝沢氏と新事務所に暗い影を落とすことになりそうだ。
■滝沢氏は性加害問題を知り得る立場だったのか?
「今やジャニー氏の性加害問題は国会で論議され、国連人権理事会『ビジネスと人権』作業部会が調査する事態にまでなりました。もはや、ただの芸能スキャンダルの範疇を超えて社会問題化しています。そのため、スポンサー各社も最大限の関心を持っています」
こう話すのは、ある大手広告代理店の関係者だ。実際にジャニーズの“顔”ともいえる木村拓哉(50)が、ジャニー氏の性加害問題の影響で、出演予定だったCMが消滅したと「週刊文春」に報じられた。
「ジャニー氏による性被害者の多くがデビュー前の“Jr.”であることも注目されています。滝沢氏といえば、そのJr.の受け皿となっていたジャニーズアイランドの社長でしたし、就任前からも彼らの“兄貴分”として慕われていた話は有名です。そして大きいのは滝沢さんがいちタレントではなく、ジャニーズ事務所の経営陣の一人であったという点。今後、ジャニーズ事務所による第三者機関の発表待ちという部分もありますが、果たして滝沢さんは性加害問題を知り得る立場だったのでしょうか……。もしJr.から相談などを受ける立場にいたのだとしたら、どう対応していたのか。それらについて注視していきたいですね」(同・大手広告代理店関係者)
滝沢氏はいまだにジャニー喜多川氏の性加害問題については無言を貫いている。ジャニーズ事務所と関係の深かった山下達郎の言動がこれだけ物議をかもしているのだから、“ジャニー喜多川氏の後継者”の今後の発言に注目が集まるのも無理はない。