山下智久「あさイチ」出演で“国内回帰”が鮮明 NHKに強いタッキーとの連携に現実味は?
俳優で歌手の山下智久(38)が、最近になって日本国内のメディア露出に力を入れている。古巣のジャニーズ事務所が、亡き創業者ジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れているこのタイミングで、なぜ国内の仕事に注力するのか──。その背景に、影響力を増すジャニーズ事務所前副社長、タッキーこと滝沢秀明氏(41)の事務所「TOBE」の存在が指摘されている。
山下は2021年11月の独立後、かねてあった"海外志向説"を立証するかのように、翌年全米公開されたハリウッド映画「マン・フロム・トロント」に出演。その後も米国のエージェントと契約し、日米仏共同制作ドラマ「神の雫/Drops of God」(Apple TV+)や、日米共作ドラマ「TOKYO VICE」(HBO Max・WOWOW)など海外作品に精力的に出演してきた。
ところが、昨年4月に「正直不動産」でNHKドラマ初主演を果たすと、その後も日本製作のNetflixドラマ「今際の国のアリス シーズン2」の出演。現在も公開中の出演映画「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」(イ・ジェハン監督)の宣伝活動を含め、国内メディアでの露出を増やしている。最近、特に注目を集めたのが、7日に生放送されたNHKの情報番組「あさイチ」のプレミアムトークだろう。