「ジャニーズ性加害問題」は村西とおるが35年前に糾弾! 北公次“暴露本”を構成した作家が証言
「ジャニーズ事務所は男版の大奥」
「しかし完全なゴシップ扱いで、一般紙はどこも取り上げてくれなかった。もちろんテレビもです。扱ってくれたのは一部の夕刊紙と実話誌だけ。事件化はおろか、社会からはなかったことにされていました」
さらに村西監督は、当時、村西監督のダイヤモンド映像に広報担当や作家として出入りしていた本橋氏に「映像版 光GENJIへ」というドキュメンタリービデオの制作を指令。本橋氏は「太田春泥」名義で、監督としてダイヤモンド映像のターザン八木らと共に撮影に挑むことになる。
会場でその一部が紹介された。バンダナを巻いて黄色いジャケットに身を包んだ北公次がやや舌足らずな口調で涙目になってカメラに向かって訴えかける。
「この人(ジャニー氏)の言うことを聞かないとデビューできないと思ってましたから。正直言って必死に我慢しました……女の人とやりたいのに、何でこんな人とやらなきゃいけないんだろうって苦しんだ。でも我慢してフォーリーブスとしてデビューした」
「俺から言わせれば、ジャニーズ事務所は男版の大奥だね」
「光GENJIだって、他のタレントだって、みんな同じ目に遭っていると思う。みんなウラではツラいんだぜ。俺から言わせれば、タレントがかわいそうだぜ」
悲痛な叫びに会場は静まり返る。