「ダンシング・オールナイト」もんたよしのりさん72歳で死去、大動脈解離のため
「ダンシング・オールナイト」などのヒット曲で知られるシンガー・ソングライターのもんたよしのり(本名・門田頼命=かどた・よしのり)さんが18日、大動脈解離のため、大阪府内の病院で死去した。72歳だった。兵庫県出身。所属事務所が22日、公式ブログで発表した。葬儀は近親者で済ませた。後日、お別れの会を行う。
所属事務所は「あんなに元気でいつもパワフルだったもんたが、天国へ向かうなんて、今もまだ信じられない気持ちでいっぱいです」などと突然の死を悼み、ファンや関係者にこれまでの応援の感謝の意を表した。
1971年に歌手デビュー。80年「もんた&ブラザーズ」として発表した「ダンシング・オールナイト」が大ヒット。独特のハスキーボイスで人気を博し、同年のNHK紅白歌合戦に出場するなど、一世を風靡した。作詞・作曲を手掛けた西城秀樹さんの「ギャランドゥ」や、大橋純子さんとのデュエット曲「夏女ソニア」もヒット。俳優として映画に主演するなど多方面で活躍した。